2017年度春入学向けのランドセル販売が開始していますが、今年は例年以上に早い時期から予約する方が増えています。
土屋鞄ランドセルや鞄工房山本などラン活が過熱して、YAHOOニュースなどのネットニュースでも話題になりました。
一般的にランドセルの平均価格は4万円台と言われていますが、鞄工房系のランドセルでは牛革やコードバンなど7万円以上の価格帯も珍しくありません。
子供の数が減っているので、高額のランドセルを孫へプレゼントする祖父母も多いようです。
ここ数年でランドセルの価格が高くなっていく傾向の中で、共和ランドセルが低価格商品(2万5千円)を開発したという記事が新聞に取り上げられていました。
ランドセル負担軽く 東京の業者、低価格商品開発 「みんなが背負えるよう」
=2016/07/10付 西日本新聞朝刊=
今回、低価格商品の販売に乗り出すことにしたのは2年前、同社にかかってきた電話がきっかけだ。同社は、東日本大震災など被災地の子どもたちにランドセルを贈る活動を続けているが、活動を知った長崎県の女性が「ランドセルを買えない家庭は被災地だけじゃない」と訴えた。近くに住むシングルマザーは病気を抱え、生活保護を受けながら子ども3人を育てており、ランドセルを買うお金の工面に苦慮しているという。
「メーカーとしてこうした声に応えたい」。社員の熱意に経営陣も賛同、開発を進め「素材も規格も従来の製品に劣らず軽い」(同社)商品を作り上げた。新商品はコストを少しでも抑えるため、中間業者を介さない直売方式とし、社のホームページで申し込みを受ける受注生産限定にした。
同社は今後、熊本地震の被災地にも無償寄贈の活動を広げる一方、経済的に困窮する家庭への支援も検討する。若松専務は「ランドセルは不平等なく、誰もが手に入れることができる学用品であるべきだ。被災地への寄贈とともに低価格商品の販売も息長く続けていきたい」と力を込める。協和=03(6891)3111。
協和では被災地支援ということで、東日本大震災や熊本地震で被災された方向けにランドセル支援を行っていました。
しかし、この活動を知った一般の女性から記事のような電話での訴えがあったそうです。
小学校に入学する時は、何かとお金が掛かりますよね。
ランドセル以外にも学習机や制服(最近は私服も増えてきましたが)・体操服・上履きなど、大物から小物まで何かとお金が掛かります。
中でも学習机とランドセルは大きな金額となるのですが、長く使うものなので良い物を買ってあげたいと思っちゃいます。
その想いの通りに買えればいいんだけど、それぞれの家庭にそれぞれの事情があります。
だから、ランドセル選びの選択肢が増えるのはとても素晴らしいことだと思います。
安かろう悪かろうではなくて、安くても6年間安心して使える品質のランドセルが登場するのは嬉しい限りです。
商品の詳細や販売時期などはまだ発表されていないが、公式サイトで申し込みを受ける受注販売ということなので詳細は公式サイトからの発表を待ちましょう。
★公式サイト>>協和ランドセル