ランドセルの貸出し・レンタルサービスを提供しているメーカーは下記になります。
メーカー | 料金 | 送料 | レンタル期間 |
フィットちゃん | 2,500円 | 往復送料無料 | 受取日から3日間 |
池田屋ランドセル | 3,000円 | 往復送料無料 | 受取日から3日間 |
モギカバン | 無料 | 返送時送料のみ、お客様の負担 | 到着後3日以内に返送 |
キッズアミ | 無料 | 返送時送料のみ、お客様の負担 | ランドセル到着後3日 |
天使のはね | 1,000円 *ランドセル購入時に使用できる1,000円クーポンをプレゼント | 返送時の送料はお客さま負担 | 金曜日に発送、土曜日~翌週月曜日の間にお試し、火曜日必着にてご返却 |
羽倉ランドセル | 1,100円 *ランドセル購入時に利用できるクーポン(1,100円分)を付与 | 返却時の送料はお客さま負担 | 到着後、4日以内に返送 |
土屋鞄ランドセル | 3,000円 | 往復送料無料 | 受取日から3日間 |
グリローズ | 3,000円 | 往復送料無料 | 到着日を含めて2泊3日 |
鞄工房山本 | 3,000円 *ランドセルのご注文時に使える3,000円オフクーポンをプレゼント | 往復送料無料 | 受取日は土曜日、返送日は日曜日 2日間がレンタル期間 |
萬勇鞄ランドセル | 1,100円 *ランドセル購入時に利用できるクーポン(1,100円分)を付与 | 返却時の送料はお客さま負担 | 木曜日午前中指定でお届け、萬勇鞄に【月曜日 午前中】に到着するよう、日曜日までに発送ください |
村瀬鞄行 | 3,000円 *ランドセルお買い上げ時に3,000円をキャッシュバック | 往復送料無料 | A:水曜日午前中着、月曜日に到着するように返送 B:水曜日14時以降に着、月曜日に到着するように返送 C:木曜日午前中着、月曜日に到着するように返送 |
ランドセルのフジタ | 無料 | 往復送料の実費ご負担 | 2泊3日 |
盛田のランドセル | 1,100円 | 無料 | 受取日から3日間 |
ふわりぃ | 3,300円 オーダーメイドランドセルはプラス1,650円(税込) | 往復送料無料 離島へのお届けは別途中継料金 | 水曜日発送 → 翌週月曜日までに弊社工場へご返送お手続き ※水曜日必着 |
アーティファクト | 無料 | 2,500円 | 到着日を1日目として3日目以内にご返送 |
アタラ | 3,000円 | 往復送料無料 | 到着後3日以内に返送 |
ララちゃん | 無料 | 返送時の送料のみお客様の負担 | 届いた日から3日間、到着から4日目に返送 |
池田地球 | 3,300円 *公式サイト内で購入時に使える3,300円分のクーポンプレゼント | 往復送料無料 | お受取りから2泊3日 |
ユーアンドアイ | 3,300円 | 往復送料無料 | 自宅に届いた日を含む3日間 |
ずっと | 1,100円 | 北海道:1,300円、東北:950円、関東甲信越・北陸・東海・関西:750円、中国・四国:900円、九州:950円、沖縄:2,800円 | 2泊3日 |
ハネッセル | 無料 *購入時に使える1,000円クーポンプレゼント | 返送時送料のみ、お客様負担 | 商品到着後3日間 |
ももちゃん | 無料 | 返送時送料のみ、お客様負担 | 自宅に到着後、3日以内に返送 |
近藤かばん | 無料 | 返送運賃はお客様負担 | 2泊3日 |
赤ずきんちゃんのランドセル | 2,000円 *購入時にレンタル代2,000円を値引き | 返却時の配送料は客様ご負担 | お手元に届いてから3日以内に返送 |
樋口鞄工房 | 無料 | 返却時のみお客様での負担 | 2泊3日 |
ランドセルレンタルのメリット&デメリット
メリット
ランドセルをレンタルする方の一番の目的は、試着(フィッティング)ですよね。
試着はショールームや取扱店でもできますが、自宅の場合は「自分のペースでゆっくりと試着できる」というメリットがあります。
ショールームでは担当者にいろいろ質問できる反面、時間を気にせずに思う存分試着するのは難しかったりします。
試着は小さい子供のご機嫌をうかがいながらすることになるので、時間を気にせずにいられるのは大きなメリットです。
ランドセルのレンタルでしっかりと確認して欲しいことに、
「ランドセルの色合い・素材の質感を確認する」
ということがあります。
ランドセルのカラーやデザインは、カタログやホームページでの見え方と実物とでは少し違うことがあります。
実物を見ないで注文して、商品が届いてから初めて実物を見たときに
「あれ?こんな感じの色だったっけ???」
と、なってしまっても取り返しがつきません。
色合いや素材の質感は、自分の目で実物を確認することで納得ができます。
また、室内だけでなく、外に出て太陽光のもとでどんな色合いに見えるかもチェックしておくと完璧です。
画像と現実のギャップに後悔しないためにも、実物を自分の目でしっかりと確認しましょう。
これは試着と同じですが、ショールームや店舗では、なかなか細かい点までチェックしにくかったりします。
ランドセルの本体を押して耐久性をチェックしたり、肩ベルトの長さを調整したりなど確認したいことはたくさんあります。
前ポケットに「ハンカチ・ティッシュ・給食の布巾やおはしセット」など、どれだけ入るかなども知っておきたいですよね。
思ってる以上に確認したいことはたくさんあるので、これを店頭でするとかなり時間が必要です。
途中で子供がグズったりしたら慌ててしまって、確認したいこともできずに終わってしまうこともありえます。
時間や店員さんの目を気にせずに、落ち着いてチェックしたいならランドセルのレンタルがうってつけです。
ショールームや店頭でも試着して撮影はできますが、自宅ならゆっくりと撮影が楽しめます。
とくに小学校が私服の場合は、
「いろいろな洋服で試着してみたい」
というのが親心です。
兄弟がいれば一緒に写したり、ちょっとした記念撮影会で楽しい思い出が写真とともに残せます。
ランドセルレンタルの最大のメリットと言えるかもしれませんが、試着中に子供の機嫌が悪くなっても自宅ならなんとかなります。
実際にショールームや店頭で試着する場合のあるある話なのですが、とにかく子供は飽きっぽいです。
ランドセルを背負うのが嫌だと言ってみたり、早く帰りたいと泣き出したり・・・。
そうなると貴重な試着の機会をムダにしてしまうことになりかねません。
それが自宅ならば、子供の機嫌が悪くなっても少し時間を置いたり、おやつを食べさせたり、なんらかの対策をして機嫌をなおすこともできますよね。
ランドセル試着の最大の敵は、「子供の機嫌」であることを体感しているだけにランドセルレンタルのありがたみがよくわかります。
デメリット
もちろんランドセル貸出し・レンタルサービスにもデメリットがあります。
ランドセルの貸出しは、
- 貸出手数料
- 送料負担
などの費用が発生します。
貸出手数料は「1,000円~3,000円」くらいが多く、貸出手数料が有料の場合は「往復送料無料」という設定が多いです。
メーカーによっては貸出手数料と同額のクーポンを発行し、商品購入時に利用できる場合があります。
それならば貸出手数料分の金額が割引きされるので、「実質0円」でレンタルできることになります。
逆に貸出手数料が無料の場合は、返却時送料のみお客様が負担することが多いです。
その場合は、自宅から返却先の住所によって送料が異なるので、距離が遠いほど送料は高くなります。
有料となるとちょっと気が引けますが、購入候補のランドセルは実物を直接確認するメリットのほうが大きいです。
同時に背負い比べができない
ランドセルレンタルは、1個のランドセルをじっくりとチェックするには向いていますが、複数のランドセルを比較するのには向いていません。
各メーカーのショールームやイオンランドセル売り場では、複数のランドセルを同時に比べることができます。
複数のランドセルを背負い比べたり並べて見比べることができるので、違いは分かりやすいです。
そのため、どのランドセルがいいかが「決めやすい」というメリットがあります。
ただ、お近くにランドセルを確認できる場所があればいいですが、なければランドセルレンタルを
レンタル期間が短い
ランドセルレンタルはレンタルできる期間が、3日間程度です。
そのため、あらかじめ
- ランドセルをみてチェックする項目
- 撮影(子供に着せる洋服も含めて)
などをふまえてスケジュールを組んでおきましょう。
バタバタしてランドセルを確認する時間がなく、返却してしまったということになりかねないようにしましょう。
到着日と翌日の2日間でチェックと撮影を済ませて、3日目は確認事項漏れがないか確認して返却するようなスケジュールで予定しておくと失敗しません。
日時指定できないことも多い
ランドセルレンタルの場合、日時指定できないことが多々あります。
予約はしたものの、到着日が分からないので予定が組みにくいのが難点です。
ただ、「セイバン(天使のはね)・鞄工房山本・萬勇鞄・村瀬鞄行」などのように、到着曜日が決まっているメーカーもあります。
その場合は、その曜日にしか到着しないので、スケジュールは組みやすくなります。
人気アイテムはなかなかレンタルできない
レンタルランドセルは基本的に数量が少ないので、人気アイテムは予約待ちが発生することになります。
ランドセルメーカーによっては公式サイトで、在庫状況を更新してくれている場合もあります。
ただ予約してみないとレンタル日が分からない場合もあるので、自分の予定が立てにくいのがデメリットです。
ランドセルをレンタルしたらチェックする項目
色・デザイン
チェック項目 | 内容 |
---|---|
色合い | 写真と実物は微妙に違う場合があります。室内と室外でも見え方が違うので、いろいろなシチュエーションで色合いをチェックしましょう。 |
質感 | 実物をみるとカラーや素材によっては「安っぽく見える」ことがあります。 |
通学服とのマッチング | 小学校が制服か私服かにもよりますが、登校時の服装とのマッチングを考えましょう。ランドセルの色が強すぎると、洋服を合わせにくいということになりかねません。 |
飽きがこないか | 実物をみて、高学年になっても恥ずかしくないかを考えましょう。6年間使うことを考えると、派手すぎるカラーやデザインは避けたほうが無難です。 |
通う学校の傾向 | 登下校の小学生のランドセルカラーをチェックすることで、学校の傾向が分かります。学校で違和感のあるカラーを避けたい方は、要チェックです。 |
収納サイズ
登校時に持っていくものは、「教科書・ノート・プリント類・水筒・給食袋・ハンカチ」などがあります。
すでに小学校に通っている兄弟がいれば、使っている「教科書・ノート・給食袋」などをレンタルしたランドセルに収納してみて問題なく持ち運びできるかチェックしましょう。
もし小学生の兄弟がいなければ、あるもので代替えしていくしかありません。
ちなみにランドセルに何をどのように収納しているかは人それぞれ違いますので、こちらにランドセルの中身の画像がたくさん見れますので参考にしてください。
▼画像をクリック▼
丈夫さ
ランドセルの耐久性を調べる方法の一つに、型崩れのしやすさがあげられます。
ランドセルの型崩れが起こりやすいのが「マチ」といわれる側面部分です。
型崩れの原因は、
- 中身を詰めすぎた状態で使い続ける
- 強い力をかけすぎ
などがあります。
マチ部分の強度を確認するには、下記の動画のように上から少しだけ力を入れて押してみましょう。
動画の左側(薄紫色)のランドセルは羽倉ランドセル最新モデルなので、上から教えても側面はあまりヘコミません。
動画の右側(黒色)は6年間使い切ったイオンランドセルなので、上から押すと側面も含めて大きくヘコミます。
自分の力の入れ具合でヘコみ具合は変わるので正確な判断は難しいですけど、動画のように明らかにヘコみが大きい場合は注意が必要です。
背負いやすさ
試着で難しいのは、この背負やすさの確認です。
よくある失敗は、ランドセルを背負ったお子さんに「背負いやすい?」と聞くことです。
お子さんはまだ小さい幼稚園児なので、背負い心地を聞かれてもうまく答えられないことが多いです。
そのためお子さんの意見は参考程度に聞くことにして、背負ってみた姿をチェックしてください。
上記画像の左図のように背中に密着している面積が大きいと、お子さんへの負担が少なく背負いやすいと感じます。
上記画像の右図のように背中とランドセルが密着していないと、バランスをとるためにお子さんが前傾姿勢になり負担が大きくなり重く感じます。
ランドセルに教科書や重り(2kg程度)を入れた状態で背負ってみて、どちらの状態になっているかを確認しましょう。
また、その際は肩ベルトの長さ調整も必要なので、最初は上から2番目の位置でフィッティングしてみましょう。
下記の動画(セイバン)をみると、正しい背負い方をわかりやすく説明してくれています。
最後にランドセルを背負ったお子さんの姿を、画像/動画に撮影し、感想や状態などをメモして記録することもお忘れなく。
記念撮影だけでなく、正しく背負えているかどうかが分かるようなポジションでも撮影してください。
たくさんランドセルを見ていると記憶が曖昧になるので、記録としてしっかりと残しておきましょう。