【ランドセル選び】5つのポイント
ランドセル選びは、下記の5つを知っておけばスムーズに進みます。
価格と予算設定の決め方
ランドセルの価格は、素材やブランドによって大きく異なります。
【ランドセル価格の目安】
- 人工皮革:3万円台~8万円台
- 牛革:6万円台~14万円台
- コードバン:8万円台~20万円台
ランドセルの種類は多く「1,000アイテム以上」もあるので、予算の目安をある程度決めてないと選びきれません。
なので、
- 人工皮革で5万円~7万円の範囲内
- 10万円以下の牛革素材
というザックリとした感じでOKなので、ある程度の予算の目安は決めておきましょう。
ランドセル選びをする中で予算の目安もどんどん変わりがちで、最初の予算設定がユルユルだと思わぬ予算オーバーになってしまいます。
もっとも種類の多い価格帯は、
となります。この価格帯を目安すると、種類が多くて選びやすくなります。
価格は高いほうがいいランドセル?
価格が高いランドセルは、
- 高品質な素材
- 特別なデザイン
- きめ細かい加工
が施されていることが多いです。
しかし、価格が安いランドセルでも、基本的な機能や耐久性を満たしている場合がほとんどです。
安心して6年間問題なく使い続けられるので、「ブランドや素材にこだわりすぎなくてOK」ということも知っておきたいポイントです。
ランドセル価格は購入時期で安くなる?
ランドセルの購入価格は、時期によって安くなるタイミングがあります。
価格が安くなるタイミングには、下記の2つがあります。
- 早期割引キャンペーン
- アウトレットセール
早期割引キャンペーン
早期割引キャンペーンは、発売開始日から夏頃まで各メーカーによって異なります。
「5%~15%程度」の割引率が多く、本体価格が高いだけに割引額も大きくなるのでお得です。
ただ、比較的早いタイミングで購入しないといけないので、あとから「やっぱり違うランドセルがいい!」なんて子供が言い出したら大変です。
早期割引キャンペーンで購入したら、子供が目移りしないように配慮する必要があります。
アウトレットセール
アウトレットセールは「展示品処分・型落ちセール」などがあり、夏過ぎ~冬の期間で開催するケースが多いです。
最近では「フィットちゃん」や「天使のはね」など、大手ブランドでも自社公式サイトでセールを開催しています。
割引率も最大で50%前後とかなりお得な価格設定で購入できることもあるので、かなりお得に購入できます。
ただ、販売時期や販売アイテムなど未定なことが多く、数量が少なかったり開催されないこともあります。
購入可能アイテムが限られるので、子供が欲しいカラーやデザインがなかったりすることもあります。
子供が欲しいカラーやデザインを確実に安く買いたいなら「早期割引キャンペーン」を、とにかく安い価格でお得に買えるチャンスを狙いたいなら「アウトレットセール」で購入することをおすすめします。
ランドセルのカラー&デザインの選び方
ランドセルのカラーは、毎年多様化が進んでいます。
昔は赤と黒が主流でしたが、最近はとってもかわいい色が増えているんです。
【女の子向け】
ベージュとかモスグリーンとか、ここ1~2年で登場したかわいいカラーです。
【男の子向け】
数年前からシルバーやゴールドが登場し、昨年頃からスモーク系のカラーが登場し、一気にオシャレ感がアップしました。
また、下記のようなツートンカラーやパールカラーも種類が増えて、ますますバリエーション豊富になっています。
【ツートンカラー/パール系】
上記で紹介しているカラーを見ただけでも、どれがいいか迷ってしまいますよね。
カラー選びのコツ
カラー選びのコツは、下記の3ステップで進めるとスムーズにいきます。
まずは親御さんだけで、選んでもOKなカラーやデザインを選んでください。候補アイテムとして数アイテムまで絞り込むと、お子さんも選びやすくなります。
選ぶポイントは「高学年になっても好みの変化がないか」「汚れが目立たないか」など。通学している児童を参考にさせてもらうとイメージしやすいです。
親御さんが選んだ中からお子さんに選ばせるようにすれば、どのアイテムを選ばれても大丈夫ですよね!
お子さんが欲しいアイテムを決めたら、そこから先はなるべくランドセルのことは忘れてもらってください。ランドセルを予約してから「やっぱりこっちの色が欲しい!」なんて言われると大変です。ランドセルは予約するとキャンセルできないケースが多いので、困らないためにもお子さんが迷いだすことのないように配慮しましょう。
お子さまが希望する色を尊重しつつ、実際に使用した際の汚れの目立ちやすさや将来の好みの変化も考慮すると失敗が減ります。
特に派手な色や柄物の場合、子どもが成長するにつれて好みが変わることも珍しくありません。
親御さんが選びたくないカラーは、最初の段階で候補アイテムがから外しておくのがオススメです。家族で相談しながら候補カラーを絞り込んでいきましょう。
また、カタログやホームページの画像と実物では、色の見え方や風合いが違う場合があります。
できれば実物を直接目で見て触って確認しておくと、商品が届いてから「あれ?なんか違うくない??」なんてことになりません。
自然光や蛍光灯の下など、いろいろな環境で確認できるとより一層安心です。
ランドセル選びのスケジュールについては、こちらのページで詳しく説明しています。
重さ&サイズの選び方
1kg以下のランドセルが登場してから、軽量化ランドセルが注目されるようになりました。
小学1年生の小さい身体のお子さんが毎日背負うランドセルですから、軽いほうがいいと思われがちです。
でも、実は重量だけ軽くてもOKというわけではないんです。
機能性とフィット感
お子さまが毎日背負うランドセルは、機能性とフィット感が非常に重要です。
フィットしていないランドセルを選ぶと、重量以上の重さを感じたり、肩への負担が増します。
フィット感は、ランドセルとお子さんの背中の接触面積によって変わってきます。
ほとんどのランドセルメーカーでは、フィット感を増すために下記の機能性を工夫しています。
- 肩ベルトの設計
- 背面クッションの形状
ランドセルと背中の接触面が増えれば、肩への負担も減り軽く感じて疲れにくくなります。
これらは
- 長時間背負っても疲れにくい
- 教科書やノートを入れて重くなっても大丈夫か
ということに直結します。
最近のランドセルには、
- 肩への負担を軽減する「立体裁断ベルト」
- 「通気性の良い背面素材」
が採用されているものが多くあります。
これらの機能を確認し、実際にお子さまが背負ってみて、身体に合うかどうかを確認しましょう。
最近はランリュック(リュックサックタイプのランドセル)が登場し軽量化が進んでいますが、肩への負担や耐久性なども含めてランドセル選びをしましょう。
ランドセルのフィッティングについて
背負って身体に合うかどうかをフィッティングと言います。
このフィッティングについては、いろいろな意見があります。
率直にいうと、ランドセル購入時は幼稚園の年長なので、このタイミングでフィッティングする意味ってあるの?ということです。
フィッティングについては、こちらのページで詳しく説明しています。
当サイトの見解としては、実物を確認する目的は、
【幼稚園年長さん時点で身体に合うかどうかフィッティングする】
ということよりも、色合いや風合いをチェックする目的で実物確認するといいと思います。
どのランドセルも成長過程に合わせて肩ベルトを調整できるので、ランドセル選びの時点のお子さんにフィッティングにさほど意味はありません。
ランドセルの素材と特徴
ランドセルの価格に大きく影響するポイントに、使用されている素材があります。
素材には主に
- 人工皮革(クラリーノなど)
- 牛革
- コードバン
などがあります。
素材にはそれぞれに特徴があります。
ランドセルは6年間使用するものですので、素材選びは単なる好みだけでなく、耐久性やメンテナンスのしやすさも考慮しましょう。
メーカー特徴&購入方法
日本にはランドセルメーカーが、大小合わせて100社以上あると言われています。
各メーカーで「特徴のあるランドセルを作っている」と言いたいところですが、使う側からすると良くも悪くもあまり大差ないのが現状です。
6年間使い続けられる機能性や耐久性は、ほとんどのランドセルでクリアしていると思っても大丈夫です。
そのため「価格」「カラー・デザイン」「サイズ/重量」などで比較することになります。
ランドセルメーカーの種類は下記の分類となります。
- 大手メーカー:フィットちゃんランドセル、セイバン/天使のはね、ふわりぃランドセル
- 工房系ランドセル:土屋鞄ランドセル、黒川鞄工房、池田屋ランドセル、鞄工房山本、萬勇鞄ランドセル
- 流通系ランドセル:イオンランドセル、イトーヨーカドーランドセル、百貨店系ランドセル、ニトリランドセル
それぞれのランドセルメーカーについては、こちらのカテゴリーで詳しく紹介しています。
大手メーカーや流通系ランドセルでは、人工皮革の素材が中心で価格帯やカラーバリーエーションが豊富です。
ランドセル選びの最初のステップとなるカタログ請求では、フィットちゃんやふわりぃランドセルを請求するといろいろなタイプのランドセルが比較できます。
牛革やコードバンなどの天然皮革のランドセルは、工房系ランドセルメーカーの取り扱いが多いです。
工房系ランドセルメーカーは小規模のメーカーが多く、生産数が少ないので早い時期に完売してしまうこともあります。
販売開始時期から予約することも考えてスケジュールを検討しましょう。
ランドセルのカタログ請求はこちらのページからできます。
ランドセル選びのスタートは、ランドセルカタログの請求からスタートします。
カタログ請求はスマホやパソコンから1~2分程度で申し込めるので、早めのお取り寄せをオススメします。