半かぶせランドセルの特徴と選び方
半かぶせランドセルとは?
半かぶせランドセルは、一般的なランドセルと比較してフタの部分が短いデザインが特徴です。
この「かぶせ」と呼ばれるフタの長さがランドセル全体の印象を大きく左右します。
全かぶせタイプと異なり、半かぶせは軽やかでスタイリッシュな印象を持つため、特におしゃれに敏感なご家庭から注目されています。
半かぶせランドセルは開閉が簡単で、実用的な一面も魅力です。
子どもが一人で扱いやすい設計になっているため、小さな手でもスムーズに開閉ができます。
こうした点から、利便性とデザイン性を両立したランドセルとして選ばれています。
半かぶせランドセルはいじめにあうって本当?
結論からいうと、半かぶせランドセルだからといっていじめにあうことはまずないです。
ただ他と違ったデザイン性なので、「変わっている」と言われることはあるかもしれません。
入学したばかりの子供たちのコミュニティの中では、人と違うことをからかったりするのはあり得ることです。
それが「=(イコール)いじめ」と心配ならば、半かぶせのデザインは避けたほうが無難です。
ただ、最近のランドセルはカラーもデザインも多種多様なので、半かぶせだからといって悪目立ちすることはないでしょう。
次に半かぶせランドセルのメリットとデメリットについて紹介しますね。
半かぶせランドセルのメリットとデメリット
半かぶせランドセルのメリット
半かぶせランドセルには、デザインや機能面での大きな利点があります。
その代表的なメリットを挙げていきます。
1.おしゃれなデザイン性
半かぶせランドセルは、一般的な全かぶせタイプと比べて軽やかな見た目が特徴です。その独特なデザインは、シンプルでありながらも洗練された印象を与えます。個性的なランドセルを求める方には、大きな魅力となるでしょう。最近ではデザインやカラーバリーエーションも増えてきて、より一層オシャレなアイテムを選べることも人気の理由です。
2.軽量
半かぶせタイプは構造がシンプルなため、全かぶせランドセルに比べて軽量であることが多いです。
3.開閉がスムーズで教科書が出し入れしやすい
フタの開閉が簡単であるため、急いで教科書やノートを取り出す必要がある場合でも便利です。特に低学年のうちは、この使いやすさが助けになります。
半かぶせランドセルのデメリット
一方で、半かぶせランドセルには注意すべき点もあります。
【収納力の限界】
全かぶせのランドセルは錠前部分の金具の位置が2段階で調整できるので、荷物が多くても多少の調整ができます。
左側が全かぶせランドセル、右側が半かぶせランドセル
他にも半かぶせタイプは、こんな使い方がしにくいのもデメリットです。
教科書やノートが多くなった場合の緊急対応として、全かぶせタイプは本体とかぶせの間にファイルなどをはさむことができます。
【雨やホコリへの耐性】
フタが短いため、全かぶせタイプと比べて雨やホコリの侵入に弱い場合があります。全かぶせならばランドセルカバーを装着することで対策できるのですが、半かぶせ対応のランドセルカバーは種類が少なく合うサイズのカバーがない場合も・・・。学校から支給される場合は全かぶせタイプのランドセルカバーとなるので、半かぶせタイプは自分で購入することになります。
メリット・デメリットの比較表
メリット | デメリット |
---|---|
おしゃれで個性的なデザイン | 雨やホコリへの耐性が低い場合がある |
軽量で扱いやすい | 収納力が制限される可能性がある |
開閉がスムーズ | デザインの好みが分かれる可能性がある |
人気モデルとおすすめアイテム紹介
半かぶせランドセルの最新モデル紹介
半かぶせランドセルは近年、デザイン性や機能性において進化を遂げています。
ここでは特に人気の高いモデルや特徴的な選択肢をいくつかご紹介します。
1. conosaki
商品名 | 価格(税込) | スペック | 特典 |
---|---|---|---|
basie クラリーノ 半かぶせ | 59,000円 | (素材) クラリーノ・エフ (内寸) 横23.5cm 縦31cm 奥行12.5cm (重量) 1,050g前後 | 専用のランドセルカバー |
つむもの 半かぶせ | 69,000円 | (素材) クラリーノ・エフ (内寸) 横23.5cm 縦31cm 奥行12.5cm (重量) 1,120g前後 | 専用のランドセルカバー |
2. フィットちゃんZERORAND
【豊富なカラーバリーエーション】
商品名 | 価格(税込) | スペック |
---|---|---|
ゼロランド 安ピカッ/楽ッション (FIT-259AZRL) | 66,000円 | (素材) クラリーノ®エフ クラリーノ®タフロック®NEO (内寸) 横23.3cm 縦31cm 奥行12.0cm (重量) 1,050g前後 |
ゼロランド 安ピカッ (FIT-259AZL) | 60,500円 | (素材) クラリーノ®タフロック®NEO (内寸) 横23.5cm 縦31cm 奥行12.5cm (重量) 940g前後 |
池田屋ランドセル
牛革素材の半かぶせランドセル!
商品名 | 価格(税込) | スペック |
---|---|---|
防水牛革ルーチェ 半カブセ | 77,000円 | (素材) 防水牛革 (内寸) 横23.3cm 縦31.2cm 奥行12.2cm (重量) 1,250g前後 |
防水クラリーノルーチェ 半カブセ | 67,000円 | (素材) 防水クラリーノ (内寸) 横23.3cm 縦31.2cm 奥行12.2cm (重量) 1,070g前後 |
半被せランドセルを選ぶ際のチェックリスト
半被せランドセルを選ぶ際には、以下の点を確認しましょう。
- A4フラットファイル対応かどうか
子どもの学習環境に合わせて、A4サイズの教材がスムーズに収納できる仕様か確認してください。 - 背負いやすさ
肩ベルトの形状やクッション性など、背負った際の快適さを重視しましょう。試着が可能であれば、実際にお子さまが背負うことをおすすめします。 - 保証内容の確認
多くのメーカーでは6年間の保証がついていますが、保証内容が充実しているかどうかを比較して選びましょう。
半かぶせランドセルを取り扱うメーカーは多くないので、限られた種類の中からランドセル選びをすることになります。しかし、最近ではconosakiやフィットちゃんランドセルのようにカラーバリーエーションを豊富に展開するメーカーもあるので、気に入ったデザインを見つけやすくなっています。ぜひ実物もチェックしつつ、購入候補を絞り込んでいきましょう。
購入時に注意すべきポイント
半かぶせランドセル購入前の重要チェックポイント
半かぶせランドセルを購入する際には、見た目だけでなく実用性や安全性も考慮する必要があります。
以下に具体的なチェックポイントを挙げていきますね。
1. ランドセルの重量
半被せタイプは全体的に軽量なものが多いですが、素材やデザインによって差があります。
例えば、池田屋ランドセルの「防水牛革ルーチェ 半カブセ」は牛革素材のため重量は約1,250gもあります。
一方でフィットちゃんの「ゼロランド 安ピカッ」は重量が約940gと軽量だったりするので、素材も含めて重さのチェックはしておきましょう。
2. 収納力と仕切りの使い勝手
ランドセルは6年間の間に、教科書・ノート・筆箱に加えて、給食袋・体操服・ファイルなども入れることになっていきます。
収納力が不足すると、ランドセルがパンパンになり子どもが使いにくくなります。
半かぶせタイプのランドセルは収納力に不安があるケースもあるので、6年間の荷物の量を予測することもお忘れなく。
もちろんランドセルに入り切らない荷物は、手提げバックなどに分散して登下校することもできます。
さらに置き勉可能な小学校では、教科書やノートの持ち運び回数もグッと減ります。
入学前に小学校に、置き勉や手提げバックの利用可否なども確認しおきましょう。
3. 耐久性と保証内容
6年間使うものなので、耐久性は非常に重要です。
各ランドセルメーカーの全かぶせランドセルは耐久性アップの工夫がされていますが、半かぶせも同様に耐久性向上の工夫がされているか確認しておきましょう。
また、間保証内容も必ず確認し、修理対応が迅速であるかどうかを調べておきましょう。
ここまで半カブセランドセルについて、メリット・デメリットや注目アイテムを紹介してきました。魅力的なデザイン・カラーが増えてきましたので、もう一度人気のアイテムをチェックしてみてください。>>人気モデルとおすすめアイテム紹介