ランドセル業界ではトップクラスのシェアを誇るイオンランドセル。
業界内では2001年参入と後発メーカーですが、2009年~2018年の累計販売数は「228万個」という驚異的な販売実績です。
販売数を伸ばしている理由は、
- 業界初となる多品種カラー展開など新しいチャレンジで差別化
- 最大180種類のランドセルが試着できるランドセル売り場がある実店舗
- イオンブランドの安心感
と、たくさんの種類から選びやすく、価格や販売店で買いやすいことが人気の要因です。
バリエーションの豊富さはフィットちゃんと同様で、買いやすさでは取扱い店舗が多いイオンに軍配があがります。
★商品ラインナップを見る>>イオンランドセル公式サイト
ランドセル工業会のアンケート結果を見ても分かりますが、色やデザインが豊富なことってランドセル選びの重要なポイントなんですよ。
多くの親子が色とデザインを重要視している!
ランドセル選びで重要視されるポイントは、「値段」と「カラー&デザイン」です。
ランドセル工業会のアンケート結果でも、その傾向がハッキリと分かります。
【購入した商品の決定理由】
- 子供の好きな色だった:48.7%
- デザインが良かった:35.5%
- 丈夫で壊れそうだった:24.2%
約50%の親御さんが「子供が好きな色だった」ことをランドセル決定の理由と答えています。
そこでイオンランドセルを検討するときに、よく比較される「フィットちゃん」「天使のはね」と比べてみました。
ブランド名 | 男の子向け | 女の子向け | 男女兼用 |
---|---|---|---|
フィットちゃん |
20種類/57色 | 19種類/85色 | 4種類/16色 |
天使のはね |
12種類/39色 | 11種類/39色 | 7種類/20色 |
イオンランドセル |
10種類/43色 | 10種類/47色 | 1種類/4色 |
フィットちゃんランドセルの紹介ページでも掲載しましたが、ランドセルの商品数とカラーの種類を比較した表です。
商品数やカラーの種類ではフィットちゃんに及びませんが、天使のはねよりもバリエーションは豊富です。
しかもこれは、イオンオリジナルのランドセルだけで集計した結果です。
イオンの実店舗や公式ネットショップ(キッズパブリックオンラインショップ)では、他社ブランドの商品も購入することができます。
- フィットちゃんランドセル
- 天使のはね
- スポーツブランド(プーマ、アディダス、ナイキ)
- キャラクター(ディズニー、ドラえもん、サンリオ)
- ブランド(プライベートレーベル、ロゼット、ローラアシュレイ、シスタージェニィ)
- くるピタ
他社ブランドのランドセルも含めると、フィットちゃんと同じくらいのバリエーションからランドセル選びをすることができます。
それではお値段については、どの価格帯のランドセルが多くなっているかをみてみましょう。
ランドセルの売れ筋価格は4万円~5.5万円
ランドセル工業会のアンケートでは、ランドセルの購入金額の割り合いはこんな結果となっています。
【購入したランドセルの購入金額帯】
- 24,999円以下:6.3%
- 25,000~39,999円:16.3%
- 40,000~54,999円:27.7%
- 55,000~64,999円:23.2%
- 65,000~100,000円:20.8%
一番人気の価格帯は「40,000~54,999円:27.7%」で、次に「55,000~64,999円:23.2%」となっています。
つまり半数の方は「4万円~6.5万円」の間でランドセルを選ばれているということです。
この価格帯のランドセルはクラリーノと呼ばれる人工皮革を使用したランドセルとなります。
それぞれの価格帯にどれくらいのアイテム数があるのかも調べてみました。
ブランド名 | 4万円台 | 5万円台 | 6万円台 |
---|---|---|---|
フィットちゃん |
12アイテム (平均:47,763円) |
21アイテム (平均:53,861円) |
6アイテム (平均:64,134円) |
天使のはね |
2アイテム (平均:48,600円) |
13アイテム (平均:57,406円) |
20アイテム (平均:63,358円) |
イオンランドセル |
4アイテム (平均:47,520円) |
22アイテム (平均:56,341円) |
23アイテム (平均:64,846円) |
イオンもフィットちゃんもクラリーノ素材のランドセルが多いんです。
4万円台ではフィットちゃんの種類が多いですが、5万円~6万円台ではイオンランドセルの方が種類は豊富です。
【イオンやフィットちゃんが人気の理由】
イオンランドセルもフィットちゃんもランドセルの人気ブランドですが、人気の価格帯を中心にカラーバリエーションを増やしていることが分かりますね。
人気のカラーや価格帯を調査して、その中にいろいろな種類のランドセルを展開しています。
ランドセル業界では、背負いやすさや耐久性がしっかりしているのは基本中の基本のことです。
6年間保証などのでサポートも、各ブランドで同じ内容となっています。
差別化しにくいランドセル業界の中で、他社ブランドよりも選びやすさ・買いやすさを追求しています。
イオンかるすぽランドセルやフィットちゃんランドセルが人気の理由は、購入者のことを考えて商品開発をしているからなんですね。
イオンかるすぽランドセルのラインアップ一覧
イオンランドセルのライナップは、大きく分けると
- トップバリュかするぽランドセル
- 他社ブランド
の2つに分類できます。
トップバリュ:かるすぽランドセルシリーズ
- みらいポケット(男の子or女の子):小マチの幅が広げて奥行きが最大20.5cmまで広げられます。荷物が多い日は、簡単に幅を広げて収納できます。
- ミラクルin(男の子or女の子):大マチ13.5cm+小マチ3cmの大容量ランドセル。4万円台の価格が魅力的。
- はなまるランドセル24(男の子or女の子):シンプルなデザイン&カラーバリエーションの豊富さと低価格(3万円台)が人気。意外と人気のある「白・シルバー」がないのはマイナスポイント。
- わすれナイン(男の子or女の子):Benesseと共同開発で、忘れ物をしにくくする9つの工夫がされています。サイドポーチ付きは業界初かも?
- カスタマイズランドセル:組み合わせは最大120万通りのカスタマイズランドセルです。2019年9月1日まで受付け。
かるすぽランドセルシリーズ以外
- 3STYLEランドセル:「背負う」「肩に掛ける」「手に持つ」の3スタイルで登校できるランドセル。手に持つスタイルは、ちょっと違和感あり。
- ブランドランドセル:天使のはね、プーマ、アディダス、ナイキ、デザルティカ、フィットちゃん、くるピタ、ローラアシュレイ、ディズニー、プライベートレーベル スウィートリボン
イオンランドセルは使いやすさと安全面で工夫が満載!
背負いやすい工夫は今や必須機能
ランドセルを背負って重いと感じるかどうかの背負い心地は、背当てや肩ベルトの構造が大きく影響します。
多少の本体重量の違いは分かりにくいですが、構造によって違いはハッキリと分かります。
今のランドセルは、背中への負担を減らして軽く感じるようにする構造は欠かせない機能です。
イオンランドセルでは「かるくなーれ(3点背当て)」を採用し、同じ重さでも軽く感じ構造しています。
【背負いやすさ】
肩ベルトの付け根部分が身体の成長に合わせて広がるウイング背カンを採用。
立体裁断肩ベルトで、背中にぴったりフィットします。
肩ベルトも9穴なので、高学年時の成長具合で調整しやすいです。
と、背負いやすさや背中への負担軽減などの構造は、イオンランドセルも安心して利用できる内容になっています。
イオンにも安ピカッモデルや見守りサービスが登場!?
お子さんの通学時(特に下校時)の安全を守る機能として人気なのが、フィットちゃんの安ピカッモデルです。
この安ピカッ機能に似た機能が、イオンランドセル(みらいポケット、ミラクルin、はなまるランドセル24、新わすれナイン)にも搭載されています。
それがコチラです。
フィットちゃんの方が視認性もデザイン性も良さそうですが、自動車から子供を守るためには機能があるのは安心できます。
他にも登下校の安心サポートとして、GPSを利用した見守りサービスをスタートさせました。
見守りサービス「みもり」と「見守りAI」はどっちがいい?
もともとはセコムなどの警備会社のサービスとして登場した、小学生登下校時の見守りサービス。
2018年からフィットちゃんが「見守りAI」のサービスをスタートさせ、2019年からイオンも「みもり」でサービスを追随しています。
【GPSと音声を利用した見守りサービス「みもり」の特徴】
- 居場所がわかる
- 地下や屋内でも取得できる
- 過去1ヶ月の移動ルートがわかる
- 登下校をお知らせ
- 自宅から遠く離れたらお知らせ
- 乗り物で移動したらお知らせ
- 電池残量の定価をお知らせ
- 通知ボタン
- 生活防水
- 家族で見守り
- 迷惑防止機能
- マチコミ連動(不審者情報データベースと連携)
本体価格:8,800円(税別)
【特典1】基本料金:680円→特典価格:月会費:480円(税別)
【特典2】みもりの送料無料
【特典3】みもりの専用ケース:希望小売価格1,480円→特典価格980円
【フィットちゃんみまもりAIの特徴】
- 現在地確認
- 移動履歴確認(過去一週間分)
- 複数のお子様を一覧で見守り
- 何かあればPUSH通知で一目瞭然
- 生活防水防塵耐衝撃
本体価格:4,800円(税別)
月会費:480円(税別)
月額料金は同じですが、フィットちゃんの方が本体価格は4,000円ほど安いです。
機能の違いもありますので、見守りサービスを利用したい方は公式サイトよりご確認ください。
イオンランドセルでは、2019年モデルには無料のプレゼント保険が特典として用意されていました。
そのプレゼント保険は、2020年モデルの特典からは無くなりました。
一見すると残念なことですが、代わりに見守りサービスがお安く利用できる特典が追加されました。
万が一の事故が起こってからの特典よりも、万が一の事故が起こらない安全対策の方が嬉しいですよね。
もちろん両方とも特典にしてくれればいいですが、そんな無理は言えません。
私は今年の特典変更は、メリットの方が大きいと思います。/p>
イオンランドセル型落ち・アウトレット商品について
イオンかるすぽランドセルの型落ち・アウトレットについては、イオン店頭での展示品処分などが該当します。
ネット通販で出回ることは少ないのと、店頭での展示品処分は入学間際にならないと出回るかどうかも分かりません。
入学1~2ヶ月前くらいでないと分からないので、あまり期待するのはオススメしません。
イオンランドセルのオーダーメイド
イオンランドセルには2種類のパターンオーダーランドセルがあります。
受付期間があるので、ご予約する場合は日付に気をつけてください。
(店頭予約)
- 2019年6月2日(日)まで受付分:2019年9月下旬以降のお渡しとなります。
- 2019年9月1日(日)まで受付分:2019年12月下旬以降のお渡しとなります。
(WEB注文)
- 2019年6月2日(日)まで受付分:2019年10月上旬以降のお届けとなります。
- 2019年9月1日(日)まで受付分:2020年1月中旬以降のお届けとなります。
店頭・WEB共に9月1日までの受付なので、夏休み中には自分好みのカスタマイズランドセルを予約しましょう。
イオンランドセルの口コミ
(イオン店舗購入)
カラーは子供が決めました。
黒に近い紺で、ステッチが赤なので、主張しすぎず、それなりに今時なデザインで可愛かったです。
サイズがA4ファイル対応だったので、プリントやファイル類も6年間心配せずに、きちんと入れられて良かったです。
(イオン店舗購入)
ランドセルの色は黒いけど、縫ってある糸のいろが3色でカッコイイと子どもが気に入ったので決めました。
ランドセルの中のサイズや軽さも考えられているし、高学年になって教科書が多くなっても壊れずに最後まで使えたので良かったです。
(イオン店舗購入)
黒で周りにこげ茶色のフチがあるシックなデザインで、落ち着いた雰囲気が気に入ってます。
子供が多少雑に扱ってもつぶれたりすることもなく丈夫な作りになっており6年間安心して使えそうです。
また、背中に当たる部分や肩ベルトもソフトな作りになっているので比較的負担のかからないようになっており良いと思いました。
(イオン店舗購入)
6年保証がある。保険もあった(一年間だったけど)子供が背負うものなので、子供がきにいったものがよかった。
あと、オーダーメイドですが、金額も高くなくて大満足です。
ですが、オーダーするときにタブレット端末で操作するので、完成形が分かりにくかったかな。
★イオンランドセル公式サイトへはコチラから>>イオン新入学公式サイト