失敗しないランドセル選びのコツは、
【購入までのスケジュールを理解してラン活をすること】
です。
というのも、ランドセルの購入時期は年々早まっていて、近年ではGW(ゴールデンウィーク)に最初の購入ピークがきます。
生産数の少ない工房系ランドセルメーカーでは、この時点で完売してしまうこともあります。
工房系ランドセルは、受注生産に近い生産スタイルなので、一度完売すると追加生産はまずありません。
こう言うと慌ててしまうかもしれませんが、これは一部の話でほとんどのランドセルがGWで完売することはありません。
ただ、欲しいランドセルを確実に購入するにはやはり年長の夏休み中には予約を済ませておきたいところです。
そのため思っている以上に早くラン活をスタートさせる親御さんが増えています。
では、ラン活はどのように進めていけばいいでしょうか。
【最新版】ラン活スケジュールはこちら
今年は年中の秋頃からラン活をスタートするのが、失敗しない鉄板スケジュールです。
ラン活の流れはこんな感じです。
カタログはスマホから簡単に、無料でお取り寄せできます。数量限定なのでお早めに。
購入候補のランドセルを大人だけで選びます。この後、お子さんに選ばせるので3~5アイテムくらいが迷わずに選べます。
親御さんが絞り込んだ購入候補の中から、お子さんに最終決定をしてもらいます。お正月の帰省時に「来年は小学校入学」と祖父母に何気なくお伝えし、祖父母からのプレゼントを期待する方もおられます。
ランドセルのフィッティングよりも、色合いや質感などを確認することが大切です。
ネット・店舗・ショールームなどから、一番お得な購入先を選びます。
工房系で一番早く完売したのは、黒川鞄ランドセルで5月中に全品完売しました。
GW中に予約すれば商品確保だけでなく、早期割引きや特典などのメリットもあります。
このように早い方は、幼稚園年中の秋からカタログ請求でラン活をスタートします。
また各ランドセルメーカーも販売開始時期を早めていて、翌年4月入学の予約を1月頃から開始するメーカーも増えてきました。
ランドセル自体は一年中購入可能ですが、新製品や新機能搭載などのランドセルがそのタイミングで発売されます。
早い時期から予約が開始されますが、そこまで慌てる必要はありません。
ただ、のんびりしていると、人気色・デザインは早ければ5月ごろから売り切れてしまいます。
お子様が欲しかったランドセルが売り切れてしまうのは悲しいので、早いと思っても年中のうちから情報収集することをお勧めします。
ラン活の情報収集を始める時期と注意点について
ランドセル選びの情報収集をするには、
- 幼稚園園から配布されるランドセルのチラシ
- 情報誌のランドセル広告
- ママ友情報
- インターネットで検索する
- SNSを活用する
などがあります。
特にSNSで調べてみると、リアルタイムの情報が見つかるので参考になります。
SNSを参考にするには、注意点があります。
それはSNSや口コミなどは、あくまでもその時点でのその方の意見や感想であるということです。
参考にするのはいいですが、鵜呑みにして判断基準にすると選択に失敗してしまうことになりかねません。
購入アイテムは、自分の選択基準で決めていきましょう。
張り切りすぎないように
ランドセル購入でありがちな失敗は、
【親が張り切りすぎてしまう】
ということです。
親御さんは「お子さんのために」という思いで、ラン活に夢中になりがちです。
小学校入学は大きなイベントですし、ランドセル選びもテンションはアゲアゲになるのはよくあることです。
ただ、ランドセルを毎日使うのはお子さんです。
ある程度は親御さんの誘導で選ぶことをオススメしますが、最終的にはお子様と一緒にお子様の好みのランドセルを選んでください。
どうしても親の好みや意見を通しがちですが、愛着を持ってランドセルを使ってもらうにはお子さん自身も選んだという意識が大切です。
先述した「【差新板】ラン活スケジュールのSTEP1~STEP3」までを参考にしてください。
でも、主導権は握ったままで
親御さんが張り切りすぎるのはよくないというお話をしましたが、逆にお子さんの言うことばかりを聞くのもよくありません。
子供はコロコロ意見も変わりますし、子供目線で選ぶと「これはナイでしょ!?」というランドセルを選んでしまうこともありがちです。
そうなってしまってからでは、いくら親御さんが駄目といってもお子さんも意地を張ってしまうこともよくあることです。
親御さんが購入候補をある程度は絞り込んでからお子さんに選ばせるという流れで、親御さんが主導権を握ってランドセル選びを進めましょう。
まずは親御さんがインターネットのHPで、
- ランドセルカタログの請求
- ランドセル発売開始日の確認
- 新製品情報
などをリサーチしておくといいと思います。
ランドセルは試着しなくてもOK、でも実物確認は必要
ランドセルはインターネット経由で、公式HPから簡単に注文できます。
ですが、お子様と実際店舗に行き、ランドセルの実物を確認することをオススメします。
HPやカタログと実物では、液晶や紙質によって色味や風合いが異なることがあるからです。
実物を確認することで、下記のようなことをチェックします。
- 革の質感や風合い
- 色の明るさや色合い
- 錠前や機能面の使いやすさ
実物を見てみないと、わからない事がたくさんあります。
【注意点】
ランドセル売り場に行くと、フィッティング(試着)を勧められます。
もちろん試着するといいのですが、そこで「背負い心地」「軽さ」などをチェックしてもあまり意味がありません。
というのも、
・「背負い心地」や「軽さ」をお子さんが正確に体感して言語化できないことが多い
・お子さんはすぐに成長するので、その時点での評価はすぐに変わってしまう
からです。
ランドセル売り場では、主にランドセルの「質感」や「色合い」や「使い勝手」などをチェックしましょう。
我が子がランドセルを背負って似合うかどうかも気になりますが、6年間使えるかどうかという視点でランドセルをチェックしましょう。
ランドセルのフィッティングについては、下記のページで詳しく紹介しています。
ランドセルの展示会は時間との勝負!
ランドセル展示会は、早いメーカーでは2月頃からスタートします。
多くのメーカーでは、3月~7月頃までかけて全国を順番にまわっていきます。
展示会は事前予約することが多いので、こちらのページ「ランドセル展示会スケジュール」からスケジュールを確認して予約してください。
【注意点】
お住まいのエリアによっては、ランドセル展示会の日程が遅い(7月以降など)場合があります。
人気のメーカーでは展示会開催前に、商品が完売してしまうこともあります。
せめて展示会開催日までは完売しないようにして欲しいと思いますが、そのようなことが現実的に起こっています。
購入候補のランドセルの在庫状況は、しっかりとチェックしておきましょう。
展示会当日の注意点
展示会に行くことが決まったら、お子様と一緒にお出かけとなります。
展示会に行くとビックリしますが、思った以上にお客様がたくさんいてとても混雑しています。
そんな状況の中でお子さんは何種類もランドセルの試着を繰り返すので、どんどん疲れてきてしまいます。
最終的には「もう何でもいい」と言い出しかねません。
そうならないために、展示会に参加する前にある程度の購入候補を絞り込み、当日は効率よく商品チェックしていきましょう。
展示会当日は、候補のランドセルのデザインや色味・質感の確認し、時間が掛かるようなら試着はしないでも大丈夫です。
商品チェックは、家に帰ってから確認できるように写真か動画を撮影しておきましょう。
必要なことを終えたら、お子さんの機嫌が悪くなる前に、早々と展示会を出ましょう。
また展示会での購入手続きは、長蛇の列で並ぶ前からウンザリすることもあります。
注文は自宅に戻りオンラインで公式サイトから注文すれば大丈夫です。
展示会やショールームでの割引価格などは、公式サイトのオンラインストアでも同価格であることが多いです。
あらかじめ店員さんに
- オンラインでの注文と展示会での特典の違いはあるのか?
- このデザインのランドセルの在庫状況は?
- いつ何時からオンラインで注文開始なのか?
などを確認しておくとより安心です。
また、人気色はオンライン注文開始後すぐに売り切れてしまうこともあります。
なので、公式オンラインストアの会員登録を事前にしておくと、より手続きがスムーズです。