タブレット収納ランドセルの選び方とおすすめ最新モデル

タブレットで学習する小学生の女の子
目次

タブレット収納付きランドセル選びの注意点について

タブレット収納付きランドセルが注目される背景

小学校でのICT教育が進み、タブレット端末が学習の重要な道具として活用されています。

【ICT教育とは】
今までアナログで行っていた教育を、デジタルを活用して行う手法です。国全体としてICT活用を推し進めていくという政府の大きな方針もあり、ICT教育は広く導入が進められています。*引用元:https://www.digital-knowledge.co.jp/about/esi/icte/

その結果、ランドセルにもタブレットを収納するための専用スペースを備えたモデルが登場しています。

タブレットを安全かつ効率的に収納するためには、クッション性や収納スペースの柔軟性が重要視されます。

タブレット端末を大切に扱うためにも、タブレット収納ランドセルが注目されています。

タブレット収納機能の利便性

タブレット収納付きランドセルには、今までのランドセルになかったメリットが生まれました。

  • 安全性の向上:ランドセル内のタブレット専用ポケットは、機器を衝撃から守るクッション素材を使用していることが多いです。
  • 整理のしやすさ:指定された収納場所にタブレットをしまうことで、教科書や文房具との混在を避けられます。
  • 軽量化の工夫:タブレットを収納しやすい軽量設計が採用されているモデルもあります。

タブレットの破損リスクが減少させ、整理整頓や持ち運びがしやすいランドセルとして注目されています。

選ぶ際に確認すべきポイント

タブレットで学習する兄弟

タブレット収納付きランドセルを選ぶ際、以下のことを事前に確認してからランドセル選びをしたほうがいいかもです。

収納サイズの適合性

一番大切なポイントですが、使用するタブレットのサイズに合った収納スペースがあるかどうか。タブレット端末は地域によって機種がバラバラなので、教育機関や小学校に機種(サイズ)を問い合わせて確認しておきましょう。

キーボードは必要?

学校や地域によっては、3年生頃からキーボードが必要となる場合があります。その場合はタブレット収納ランドセルでは対応が難しくなり、別に手提げの収納袋が必要となるかもしれません。学校ごとにルールや決まりがある場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

大容量ランドセルで代用できるか

タブレット端末については入学前では情報が不明瞭なことも多いので、タブレット端末は一般的に販売されているケースを購入して収納し、それごとランドセルに入れるというのが現実的かもしれません。そのためには大容量ランドセルを選んだほうが、収納で困ることは減りそうです。

4. まとめ

タブレット収納は、ICT教育の進展に合わせた必需品となりつつあります。

その点では「タブレット収納付きランドセル」は、魅力的なアイテムといえます。

子どもたちが安心してタブレットを持ち運べるよう、機能性と安全性を兼ね備えたモデルを選ぶことが大切です。

そのためにも事前確認として

  • 入学後に使用するタブレットの種類
  • 6年間を通じての使用方法

などを確認することは必要不可欠となってきます。

教育機関や小学校への問い合わせやママ友などからの情報を併せてチェックしておきましょう。

下記はタブレット端末について学校に問い合わせする場合に確認しておきたい内容です。

参考にしてください!

【タブレット端末について学校に問い合わせる内容について】
・使用するタブレット端末の種類:メーカー名、OS名、など
・タブレット端末スペック:画面の大きさ(インチ数)、外寸(縦×横×厚み)、重さ
・付属品について:アダプタやペンの持ち帰りの可否
・キーボードについて:使用するか?(するなら何年生から?)
・タブレットケースについて:持ち手の有無
・ルールについて:持ち帰り可否や学校でのルールや決め事について
・その他:保険(学校or個人)について、修理対応(無償の範囲)について

タブレット収納付きランドセル【2026年4月入学向け】

タブレットで学習する女の子

タブレット収納付きランドセルは意外に少ない

現在のランドセル市場では、タブレットの収納対応が標準化しつつあります。

  • 収納スペースの広さ:タブレットに加え、教科書やノート、筆箱を収納できる十分な容量。
  • 衝撃吸収性能:タブレットを衝撃から守るためのクッション素材や保護構造。
  • 不意の落下防止:ランドセルカバーの締め忘れなどで、不意に落下するのを防ぐ固定機能付き
  • 軽量化の追求:タブレット収納による重量増加を軽減するための軽量素材。

これらの機能を備えたモデルは、ICT教育の普及に対応したランドセルといえます。

ただ、意外にアイテム数が少なく、広がっていないんですよね。

多くのメーカーでは大容量化したランドセルに、別売りのタブレットケースに入れて収納する方式を採用しています。

これならば学校内でタブレットだけを持って教室移動するのに便利です。

また高学年になるにつれ持ち物の内容は変化していくので、柔軟に対応するには大容量ランドセルのほうが自由度の高いです。

もちろんタブレット収納付きランドセルにも魅力はあるので、どんなアイテムがあるのかみてみましょう。

タブレット収納付きランドセルの一覧

タブレット対応ランドセルの中でも、以下のような特徴を持つモデルが注目されています。

キッズアミ:ペリカンポッケPLUS+(タブレット)

キッズアミペリカンポケットPLUS

【価格】72,600円
【カラー】男の子4色、女の子4色
【重さ】約1,260g
【特徴】
大マチにタブレット収納ポケットを追加。伸縮性のあるゴム付きの板材と低学年のお子様でも扱いやすいマジックテープのフタで、タブレットをしっかり固定して収納

ちなみに下記のキッズアミ/ワンダフルポッケは、11インチノートパソコンが収納できるポケット付きです。

キッズアミ:ワンダフルポッケ

キッズアミワンダフルポッケ

【価格】68,200円
【カラー】男の子5色、女の子5色
【重さ】約1,190g
【特徴】
「大容量13.5cmマチ」に大好評の「ノートPC・タブレット収納ポッケ」を追加したランドセル。重さを軽減するため背中側にポケットを設置。フタ付きだから不意の転落を予防できます。

タブレット端末専用の収納スペースを搭載しているのは、KIDSAMI(キッズアミ)の上記2種類となります。

フタ付きなので不意の転落を予防できるメリットはあります。

嘘のような話ですが、ランドセルのロックをしないまま下を向いて、ランドセルの中身が全部転落してしまうのは小学生あるあるです。

ケースやカバーなしでタブレット端末が落下すると、画面が割れたり破損する可能性があります。

その場合、保険の内容にもよりますが、有償修理や弁償となるかもしれません。

修理代金を自費で支払うとなると高額になる可能性もあるので、そうならないためにもしっかりと対策はしておきたいところです。

どうやってタブレットを収納しているの?

ランドセルにタブレット専用の収納スペースがない場合は、別売りのケースに入れてランドセルに収納する方が多いです。

別売りのケースにも、いろいろ種類はあります。

それこそ100均で売っているものから、ランドセルメーカーで販売しているものまで選択肢は広いです。

購入先メリットデメリット
100円均一・安い
・すぐに買える
・耐久性は低い
・衝撃に弱い
ランドセルメーカー・サイズがランドセルにピッタリ
・衝撃を和らげる構造
・値段が高い(千円~1万円程度)
・デザインやカラーは少ない
その他ブランド・いろいろなデザインが選べる
・いろいろな機能性が選べる
・サイズは確認しないといけない
・値段が高い(千円~)

ランドセルメーカーのタブレットケースにはどのようなものがあるか紹介していきましょう。

ランドセルメーカーのタブレットケース

天使のはね/タブラスクール 幅広

【メーカ名】天使のはね
【商品名】タブラスクール 幅広
【カラー】4色
【価格】2,420円
【本体サイズ】
幅233mm×高さ325mm×厚さ25mm
【収納可能タブレットサイズ目安】
幅210mm×高さ300mm×厚さ22mm
【ランドセル内寸目安】
幅235mm×高さ305mm
【質量】約284g

【備考】
ランドセルにピッタリ入る「タブレット・ノートパソコン用ケース」。前ポケットに充電ケーブル・タッチペン・イヤフォン等が入り、背面はファイル仕様になっておりB5サイズのプリントやノートも入れられます。硬質の本体縁部分が落下時の衝撃を和らげます。


タブラスクール スリム

【メーカ名】天使のはね
【商品名】タブラスクール スリム
【カラー】2色
【価格】1,980円
【本体サイズ】
幅223mm×高さ310mm×厚さ10mm
【収納可能タブレットサイズ目安】
幅200mm×高さ250mm×厚さ13mm
【ランドセル内寸目安】
幅235mm×高さ305mm
【質量】約240g

【備考】
ランドセルにピッタリ入る「タブレット用ケース」。前ポケットに充電ケーブル・タッチペン・イヤフォン等が入り、背面はファイル仕様になっておりB5サイズのプリントやノートも入れられます。硬質の本体縁部分が落下時の衝撃を和らげます。


プーマ ノートPC・タブレット用ケース

【メーカ名】天使のはね
【商品名】プーマ ノートPC・タブレット用ケース
【カラー】2色
【価格】2,970円
【本体サイズ】
幅233mm×高さ325mm×厚さ25mm(持ち手を除く)
【収納可能タブレットサイズ目安】
幅210mm×高さ305mm×厚さ22mm
*フラップ式のため、高さは最大310mmまで対応可能
【ランドセル内寸目安】
幅235mm×高さ305mm
【質量】約284g

【備考】
ランドセルにピッタリ入る「タブレット・ノートパソコン用ケース」。前ポケットに充電ケーブル・タッチペン・イヤフォン等が入り、背面はファイル仕様になっておりB5サイズのプリントやノートも入れられます。硬質の本体縁部分が落下時の衝撃を和らげます。


タブレットケースラウンドタイプ

【メーカ名】村瀬鞄行
【商品名】タブレットケース ラウンドタイプ
【カラー】6色
【価格】5,500円
【本体サイズ】
高さ30 × 横幅23.5cm
【収納可能タブレットサイズ目安】
縦26×横21×厚み2.3cm以内のサイズに対応
【ランドセル内寸目安】

【質量】約 160g

【備考】
ファスナーを大きく開くよう改良し、約2.3cm以内の厚みにも対応しました。衝撃を和らげるクッション入り。ゴムバンドをランドセルのかぶせに通せば、背中側に固定でき、脱落防止にもなります。ファスナー引手は、掴みやすいランドセルと同型を採用。


村瀬鞄行タブレットケース

【メーカ名】村瀬鞄行
【商品名】タブレットケース
【カラー】5色
【価格】5,000円
【本体サイズ】
高さ30 × 横幅23.5cm
【収納可能タブレットサイズ目安】
縦26×横20cm以内のサイズに対応
【質量】約 145g

【備考】
ランドセル「匠」と同じ色・風合いの人工皮革を使ったタブレット対応のケース。衝撃を和らげるクッション入り。ゴムバンドをランドセルのかぶせに通せば、背中側に固定でき脱落防止にもなります。


ふわりぃランドセルタブレットケース

【メーカ名】ふわりぃランドセル
【商品名】タブレットケース
【カラー】6色
【価格】8,580円
【本体サイズ】
ヨコ約23.5×タテ約30.5cm×厚さ2.0cm
【収納可能タブレットサイズ目安】
最大ヨコ22×タテ29.2×厚さ1.5cm程度のタブレットPCに対応
【質量】約 145g

【備考】
ランドセルと同時購入で、価格は50%OFFとなります。


LIRICOタブレットケース

【メーカ名】LIRICO
【商品名】タブレットケース
【カラー】3色
【価格】3,800円
【本体サイズ】
約H325(持ち手部分込み約H380mm)xW235mmxマチ20mm
【収納可能タブレットサイズ目安】
11.6インチ以下
【質量】

【備考】
コードやバッテリー、イヤホンなどが入る外側ファスナーポケット付き。引き手はLIRICOロゴ入りのおしゃれなゴールドのデザイン。LIRICOランドセルに収納できるサイズです。


まとめ

タブレット収納ランドセルはアイテム数が少なく、多くの方は別売りのタブレットケースを利用しています。

タブレットケースの方が商品の選択肢が多く、ランドセルの中に入れる荷物の組み合わせの自由度が高いです。

また、タブレットを持って教室移動がある場合も、手軽に安全性を確保しながら持ち運びできるメリットもあります。

さらにタブレットの仕様が不明瞭だったり、6年間の間に機種が変わる可能性もあり、別売りタブレットケースのほうが柔軟に対応できます。

そのため、当サイトでは「大容量ランドセル+別売りタブレットケース」の組み合わせをオススメします。

大容量ランドセルについては、こちらのページで詳しく紹介しています。

小学校のICT教育とタブレット学習の現状

学校でタブレットを使って授業を受ける小学生

ICT教育の進展とタブレット導入

2019年に開始された「GIGAスクール構想」により、小学校では1人1台のタブレット端末が普及しました。

【GIGAスクール構想とは】
2019年(令和元年)に開始された、全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み。「GIGA」は「Global and Innovation Gateway for All(全ての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉)」を意味する

この政策は、子どもたちがデジタル技術を活用して学習を進める環境を整えることを目的としています。

さらに2020年のコロナ禍を経てGIGAスクール構想の実施が前倒しされ、現在では小・中学生一人に対して一台のタブレットなどの教育用端末配布が整備されました。

タブレットを日常的に活用する授業が増加し、授業中に電子教科書を利用したり、オンラインで課題を提出する機会がどんどん増えています。

このようにタブレットは学習の中心的な役割を果たす存在として、その重要度は年々増しています。

タブレット学習のメリット

タブレットを活用することには多くの利点があります。

  • 学習の効率化:インタラクティブな教材やアプリを使用することで、学びの深さや理解度が向上します。
  • 情報収集力の向上:インターネットを使った調査活動により、情報を収集し分析する力が育ちます。
  • デジタルスキルの習得:キーボード入力やアプリ操作を通じて、将来的に必要なデジタルスキルが自然と身につきます。

これらの点から、タブレットは教育現場で不可欠なツールとなっています。

タブレットの持ち運びの課題

一方で、タブレットの持ち運びに関する課題も存在します。

  • 重量の問題:タブレットに加えて教科書や文房具を収納すると、ランドセルの総重量が増加します。
  • 安全性:持ち運びの際にタブレットが破損するリスクがあります。特に、衝撃や圧力が加わると故障の原因となります。
  • 管理の難しさ:頻繁に持ち出すため、紛失や取り扱いミスが起こる可能性も高くなります。

これらの課題を解決するため、ランドセルにタブレット専用の収納スペースを設けることが重要です。

保護者としての配慮ポイント

ICT教育が進む中で、保護者が配慮すべき点もいくつかあります。

  • 適切なランドセルの選択:タブレットが安全に収納できるモデルを選ぶこと
  • 子どもの負担軽減:重さや収納バランスに注意し、子どもの健康を守る工夫をすること
  • 使用方法の指導:タブレットの取り扱い方や安全な持ち運びについて子どもに教えること
  • 保険内容の確認:タブレットの修理対応の場合の保険適用範囲を確認すること

ランドセルにタブレットを収納する際の注意点

タブレット収納時のリスクとその対策

ランドセルにタブレットを収納する際には、いくつかの注意点を考慮する必要があります。特に、機器の安全性を確保するために適切な方法で収納することが重要です。

主なリスクと対策

  • 衝撃による破損:ランドセルの中でタブレットが動くと、衝撃で破損する可能性があります。専用ポケットやクッション素材のある収納スペースを利用することで、衝撃を緩和できます。
  • 液体の侵入:雨や飲み物がタブレットにかかると故障の原因となります。防水加工が施されたランドセルや、タブレットを収納する専用の防水ケースを使用するのがおすすめです。
  • 圧力の影響:重い荷物をランドセルに詰めると、タブレットの画面が圧力で割れることがあります。収納の順番を工夫し、タブレットが圧力を直接受けないようにすることが重要です。

正しい収納の手順

タブレットを安全に収納するための基本的な手順を以下に示します:

  1. 専用ポケットを活用:ランドセル内に設けられたタブレット用ポケットに収納します。このスペースは、通常の教科書収納部よりも衝撃吸収に優れています
  2. 専用ポケットがない場合:別売りのタブレットケースにてタブレットを保管します
  3. 順序を守る:教科書やノートを底に配置し、その上にタブレットを置くことで荷重を分散させます
  4. 密閉する:タブレットを専用ケースに入れた上で収納し、水や埃から守ります

重さと負担のバランス

ランドセルにタブレットを収納すると重量が増加するため、子どもの負担を軽減する工夫も必要です。

  • 軽量モデルを選ぶ:ランドセル自体が軽量であることは、負担軽減につながります
  • 大容量モデルを選ぶ:軽量化と相反しますが、タブレットを入れるスペースが必要となります
  • 中身を見直す:毎日必要な荷物を見直し、不要なものを取り除く習慣をつけましょう
  • 肩ベルトの調整:肩ベルトを正しく調整することで、負担が均等に分散され、快適に背負うことができます

収納時のチェックポイント

タブレットを収納する際には、以下の点を確認してください:

  • ポケットやスペース内に異物がないか
  • クッション材がしっかり機能しているか
  • ランドセルの中身全体のバランスが崩れていないか
  • タブレットは背中に近い位置に入っているか

まとめ

タブレットをランドセルに安全に収納するためには、適切な方法と工夫が必要です。

特に、衝撃や圧力、液体から機器を守るための準備を怠らないようにしましょう。

市町村や学校から貸与されているタブレットを破損や故障させた場合、保険適用外となれば自費にて対応しなければなりません。

子どもが安心してタブレットを持ち運べるよう、保護者のサポートは欠かせません。

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この記事を書いた人

【ランドセル1年生.com店長】
男の子3人を子育て中のランドセル店長(アラフィフママ)です。このホームページ運営に携わって4年以上が経過し、累計5千個以上のランドセルをホームページ経由でご購入頂きました。あれこれ迷ってしまいがちなラン活をスムーズに進めるための情報提供を心がけています。

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