ここ数年はランドセルの新機能が、続々と発表されています。
各社で魅力的な新機能が開発されていますので、こちらのページで今年の新機能をまとめました。
ランドセル選びの参考にしてください。
フィットちゃんランドセル
【新機能1】楽ッション
クッション性アップ
楽ッションは肩ベルトのクッションの厚みが、従来品と比べて2倍以上にアップ(当社比)。
身体への負担を軽減
生地の切断面を生地でくるみこむ構造により、身体や衣服に負担をかけにくい作りになっています。
ランドセルは高学年になるにつれて、教材やプリントなどが増えて重くなっていきます。
うちの子供も重いランドセルを背負って登下校して、両肩に肩ベルトの跡が残ったことも何度かありました。
そういう姿を見ているので、このフィットちゃんの「楽ッション」はかなり魅力的な新機能なんです。
6年間も毎日背負って登下校するランドセルなので、少しでも子供の身体に負担の少ないランドセルを選んであげたいのが親心です。
「楽ッション」機能を搭載したフィットちゃんならば、ランドセルが重いとつらそうな顔をするお子さんの顔を見なくてもすみます。
「楽ッション」搭載ランドセル
【女の子用】
- リトルスタープリンセス 安ピカッR+楽ッションRタイプ
- ロイヤルローズ プルミエールRDX 安ピカッR+楽ッションRタイプ
- ロイヤルローズRDX 安ピカッR+楽ッションRタイプ
- あい・愛ティアラRDX 安ピカッR+楽ッションRタイプ
- プティガールRDX 安ピカッR+楽ッションRタイプ
★詳細はコチラから>>楽ッション公式サイト
【男の子用】
- グッドボーイRDX 安ピカッR+楽ッションRタイプ
- タフボーイRDX 安ピカッR+楽ッションRタイプ
- グランナイトRDX 安ピカッR+楽ッションRタイプ
- カーボンロックRDX 安ピカッR+楽ッションRタイプ
★詳細はコチラから>>楽ッション公式サイト
【新機能2】くるくるフィット
「くるくるフィット」は、簡単に肩ベルトの長さを調整できる機能です。
ランドセルの肩ベルトの長さなんて、そんなに頻繁に調整することはないと思いますよね。
確かに毎日調整することなんてないのですが、この簡単に調整できる機能ってあったらとても便利なんです。
くるくるフィットの特徴
ミリ単位のフィッティング調整を可能にするTGF搭載のダイヤル式ランドセル。
お子さまご自身の手で簡単に、自分に合ったランドセルに調整することができる新しい機能です。
瞬間でお子さまの身体にジャストフィットするランドセル
ミリ単位でフィッティング調整を可能にするTGF搭載のダイヤル式ランドセルです。
*TGFとは:子ども用シューズに搭載される装置で、靴紐の代わりにワイヤーレースとそれをスピーディーに巻き取るダイヤルを備えている。シューズの脱ぎ履きを「2秒で履いて、1秒で脱げる」と簡単にできる装置です。
*ダイヤル式ランドセルとは:TGF搭載のランドセルのこと
ダイヤルのワンタッチ操作で、体型に最適なフィット感を瞬間で実現します。
理想的な姿勢を自然にキープするランドセル
富山大学整形外科の実験結果によると、くるくるフィット付きランドセルを背負っている子供たちのほうが、従来品のランドセルを背負っている子供よりも姿勢が良いという実験結果が得られています。(*フィットちゃんランドセルより)
よりよい姿勢を保つための肩ベルト調整が簡単にできる機能こそ「くるくるフィット」なのです。
私も子供が3人いてランドセルを使ってきましたが、肩ベルトの長さっていつも大ざっぱに調整していました。
子供が「ちょっとベルトがキツくなってきた」と言い出してから、穴を一つ分だけ長くするという感じです。
でも、穴一つ分だけでも長くすると、一気に長さが変わる感覚はありました。
さっきまでキツかったのが、一気にユルユルになってしまってピッタリこない感じです。
子供はキツイよりはユルいほうがいいので、別に気にせずに使っていましたが、「中間くらいに穴があったらいいのにな」と思ったことは何度かありました。
肩ベルトの長さをピッタリ調整できていないと、子供の身体への負担が増すことになります。
そうならないためにも、この「くるくるフィット」は、地味だけどお子さんの身体に負担をかけない機能なんです。
それともう一ついいなって思ったのが、子供が自分で簡単に調整できることです。
両方の肩ベルトに装着されたダイヤルをまわすだけで、3cm未満の長さ調整が簡単にできます。
これなら日々の衣服に合わせて、肩ベルトの調整もすぐにできます。
急に寒くなって厚着をした日でも、ダイヤル調整するだけで服装に応じた長さに調整できます。
「くるくるフィット」は一見すると地味だけど、ジワジワと効果を体感できる機能です。
「くるくるフィット」搭載ランドセルは200本限定なので、興味のある方はお早めにチェックしてください。
「くるくるフィット」搭載ランドセル
【女の子用】
- プラチナフラワー 安ピカッRタイプ
- ルル・フラワーR 安ピカッRタイプ
- リトルスタープリンセス 安ピカッR+楽ッションRタイプ
★詳細はコチラから>>くるくるフィット-公式サイト
【男の子用】
- カーボンロックR 安ピカッRタイプ
- カーボンロックRDX 安ピカッR+楽ッションRタイプ
★詳細はコチラから>>くるくるフィット-公式サイト
天使のはね スゴシリーズ
【新機能1】スゴ軽(カル)
3つの特徴
- 約990gの最軽量ランドセル(ヘリの無いコンパクト構造)
- 特許取得技術を使って「丈夫さを兼ね備えた軽量モデル」を実現
- 教科書が常に背中側に倒れるように傾斜をつけたななめ底構造で、重心が背中側に寄り軽く感じられる。
「軽さと丈夫さを兼ね備えた」という夢のようなランドセルです。
ヘリの無いコンパクト構造ですが、強度面では押圧試験の結果として「セイバン品質基準」をクリアしているので安心です。ただ、ヘリが無いので、大マチなどが地面・床・壁に擦れて傷がつく可能性は出てきます。
ヘリの無いタイプのことをキューブ型ランドセルと言いますが、実際に私の子供もキューブ型を使っていました。卒業するまで問題なく使いましたし、気になるよ大きな傷もつきませんでした。
多くのメーカーで採用されている「キューブ型」タイプなので、品質面では全く心配はありません。
軽さを重視する方には、有力候補となる機能なので要チェックです。
スゴ軽シリーズ:商品一覧
(注意点)
取り扱い店舗限定の商品となっているので、購入の際は取り扱いのご確認をしてください。
公式サイトからなら間違いなく購入できます。
【新機能2】スゴ光(ピカ)
夜間の視認性をよくする機能は「フィットちゃん 安ピカッ!」が人気となって以降、他社ランドセルでも搭載されるようになりました。
天使のはねでは後発メーカーということで、「より可愛らしく」or「より格好良く」安全性を高める工夫がされています。
学童保育などを利用する方は、下校時の安全性確保のためにも「スゴ光(ピカ)」シリーズは注目です。
10月頃から夕方5時前後でも薄暗くなってくるので、小さいお子さんは車・単車・自転車のドライバーから見えにくくなります。
万が一の交通事故から身を守るためにも、背負っているランドセルの反射材でドライバーにお子さんの存在を知らせましょう。
スゴ光シリーズ:商品一覧
【新機能3】スゴ強(タフ)
天使のはねランドセルの中で、最も傷に強く丈夫な「アンジュエール タフプラス」を採用したランドセルです。
素材以外にも強化構造が採用されていて、耐久性をアップしています。
(特徴)
- 強度は2重構造の約1.2倍
- 生地は特に傷に強く丈夫なアンジュエールタフプラス
- ゆがみにくく強いシャトルロックを搭載(ワンタッチで開閉)
- 痛みやすいコーナー部分は樹脂パーツで補強
スゴ強シリーズ:商品一覧
(注意点)
取り扱い店舗限定の商品となっているので、購入の際は取り扱いのご確認をしてください。
公式サイトからなら間違いなく購入できます。
ランドセルに耐久性を求める方にオススメのアイテムです。
我が家は一般的なクラリーノ素材のランドセルを使いましたが、長男の格安ランドセル以外は無事に6年間は使えました。
14年前に店頭処分品7千円で買ったブランド不明の格安ランドセルは、肩ベルトがほつれてしまったので4年未満で買い替えました。
今のランドセルは耐久性は向上しているので、どのランドセルでも問題なく6年間使えます。
ただ、子供って想定外の使い方をするので、6年間を無事に使いきれるかって心配な方は「スゴ強」シリーズがオススメです。
萬勇鞄ランドセル タブレット
【新機能】タブレット&モバイルバッテリーの収納スペース
鞄工房山本の新機能は、タブレットやモバイルバッテリー用収納スペースがついたランドセルです。
今、小学校では、
・一人一台端末(GIGAスクール構想)
・デジタル教科書(2025年度末までに普及率100%)
が、実現化していきます。
2022年4月入学のお子さんの場合は、このデジタル化の移行期となります。
入学後3~4年後あたりで、ランドセルの中身から教科書が減って、代わりにタブレットやバッテリーなどを持ち歩くようになります。
それを見越して鞄工房山本ではいち早く
・タブレット
・モバイルバッテリー
を収納できるスペースを装備したランドセルを発売することになりました。
モバイルバッテリーを使ってタブレットを充電しながら、小学生が登下校するなんて時代が目の前にきています。
GIGAスクール構想の導入を見越して、使い勝手のよいランドセルとして購入を検討する価値はあります。