人気工房系ランドセルメーカーの特徴
例えば、工房系ランドセルメーカーと聞いて思い浮かぶのが・・・
【土屋鞄ランドセル】
数年前は販売開始と同時に完売することもありましたが、生産数の増加や受注システムの改善により商品を選びやすくなりました。
土屋鞄ランドセルの詳細コチラ>
池田屋ランドセル】
防水性バツグンの表面素材で雨に濡れてもサッと拭くだけ。外側からの浸水を完全にシャットアウトする水がしみない「防水フレーム」を採用
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【黒川鞄ランドセル】
発売開始時期が早く生産数も多くないため、毎年早い段階で全品完売となる人気メーカー。カタログ請求や展示会のスケジュールも早いので今すぐチェックを。
黒川鞄ランドセルの詳細コチラ>
もちろん他にもいろいろな工房系ランドセルメーカーがあります。
工房系といえば老舗というイメージがありますが、その通りで長い歴史を持つメーカーが多いんです。
老舗メーカーが作る安心感
工房系ランドセルを代表するメーカーは、長年の歴史を持つ老舗が多いです。
メーカー名 | 創業 |
---|---|
土屋鞄製造所 | 1965年 |
池田屋ランドセル | 1950年 |
黒川鞄工房 | 1895年 |
萬勇鞄ランドセル | 1973年 |
鞄工房山本 | 1949年 |
村瀬鞄行 | 1957年 |
カバンのフジタ | 1957年 |
羽倉ランドセル | 1963年 |
カザマランドセル | 1950年 |
一つ一つのランドセルを職人の熟練した技術で作り上げていくスタイルが受け継がれています。
工房系のランドセルを購入される方の多くが、信頼できる品質と伝統が作り上げた高級感に魅力を感じて購入を決めています。
これまでシンプルなカラー・デザインが多かった工房系ランドセルですが、ここ数年で牛革素材のカラーバリーエーションを増やしてきたメーカーが登場しました。
現代的なデザインの工房系ランドセルも登場!
最近はおしゃれ&かわいいデザインでカラーバリエーションの豊富さを特徴とする工房系メーカーが注目されています。
下記の工房系ランドセルメーカーは、カラーバリーエーション豊富な牛革素材のランドセルを販売しています。
【池田屋ランドセル】
防水牛革素材で、パステルカラーのランドセルが発売され人気となっています。
カジュアルな印象のデザインが得意で、機能性も抜群です。雨や汚れに強い加工が施され、日常使いでの安心感があります。
池田屋ランドセルの詳細コチラ>
【羽倉ランドセル】
牛革素材のランドセルで、24色のカラー展開は業界トップクラスのバリエーション。
今年は見ているだけで元気になるビタミンカラー「サックス、オレンジ、ビビットピンク、ミントグリーン」などが人気でした。
羽倉ランドセルの詳細コチラ>
【萬勇鞄ランドセル】
21シリーズのデザインと100超のカラーラインナップを揃え、一人ひとりの「大好き」や「ワクワク」を大切にする工房系ランドセルメーカー。
他にも「オーダーメイドランドセル:本体カラー35色×テープカラー25色」、「コンビカラーオーダー:メインカラー25色×サブカラー25色」とランドセルを選ぶ楽しみが激上げしまくりです。
羽倉ランドセルの詳細コチラ>
各工房の違いをどう見極める?
工房系ランドセルメーカーではそれぞれ独自の特徴が紹介されていますが、違いが分かりにくいという声が多いです。
具体的にはどのようなポイントに注目して、違いを比較すればいいでしょうか。
比較しやすい特徴はカラーと価格
カラーバリエーション
工房系のランドセルで違いとして分かりやすいのは「カラー」です。
工房系というと伝統的な黒や赤を中心としたカラーが多かったですが、ここ数年でカラーバリエーションが増えてきたのは先程紹介しました。>>もう一度みる
価格
価格帯については、素材に応じて価格の相場があります。
また「かぶせ部分だけ」など一部分だけ素材を使っているのか、全体的に素材を使っているかで価格は全然違ってきます。
【牛革:7万円台~約20万円】
代表的な価格帯の牛革ランドセルはこちら▼
・萬勇鞄ランドセル:ベーシック牛革ハイブリッド/71,500円
・池田屋ランドセル:防水牛革パステル/72,000円
・鞄工房山本:ユニ/74,900円
・土屋鞄ランドセル:ベーシックカラー プラス牛革/77,000円
・村瀬鞄行:匠/88,000円
・羽倉ランドセル:とよおか/96,800円
・黒川鞄工房:シボ牛革:98,000円
・土屋鞄ランドセル:HERTE 牛革/190,000円
【コードバン:9万円台~約40万円】
代表的な価格帯のコードバンランドセルはこちら▼
・天使のはね:ホマレアンティーク/93,500円
・池田屋ランドセル:防水コードバン/110,000円
・土屋鞄ランドセル:プレミアムカラー コードバン/140,000円
・黒川鞄工房:コードバン/198,000円
・黒川鞄工房:長冠鞄コードバン/298,000円
・黒川鞄工房:総コードバン/398,000円
比較しにくい項目
耐久性と保証
どのランドセルを選んでも、安心して6年間使い続けられる品質をクリアしています。
また、万が一の場合の修理などの6年間保証も、ほとんどのメーカーで対応しています。
それだけに各社での違いはなく、安心して購入できる品質を提供しています。
重量と背負いやすさ
クラリーノなどの人工皮革の素材と比べると、牛革やコードバンのランドセルは重量が重いです。
- 牛革素材:1,250g以上
- コードバン:1,400g以上
重量は多少の違いはありますが、各社で大きな違いはありません。
そしてもう一つは、ランドセルの背負いやすさは重量だけで判断できません。
肩ベルトや背当てクッションの構造で、負担を軽減する仕組みになっているからです。
そのため重量だけで比較するのではなく、身体への負担を軽減する構造になっているかをチェックする必要があります。
ただ、ほとんどのランドセルでは子供への負担を軽減する構造が採用されていて、明らかに劣るような性能のランドセルはないと思って大丈夫です。
このように工房系ランドセルの違いを比較するのは難しく、価格とカラー&デザインを中心に比較していくのが分かりやすいかと思われます。
職人技が光る品質の高さ
工房系ランドセルは、素材だけでなく、職人の技術による細部へのこだわりが品質の高さを支えています。
それぞれに高いクオリティで、魅力的な要素となります。
下記のような点に職人技が見られます。
- 縫製の精度
糸の締め具合や縫い目の間隔まで、全てが計算されて手作業で仕上げられています。この細やかな仕事が、ランドセルの耐久性を高めています。 - 仕上げの美しさ
エッジ部分のコバ塗り(革の断面を滑らかにする加工)は、工房系ランドセルならではの美しい仕上がりを生み出します。この作業一つで見た目の高級感が格段に向上します。
工房系ランドセルを選ぶ際の注意点
サイズやフィット感について
「ランドセルは6年間使うものなので、お子さまの体型に合ったサイズやフィット感が重要です。」
という感じで、ランドセルのフィッティングは必ずしたい!と思う親御さんも多いです。
ただ、小学校入学前の幼稚園(年中~年長)のお子さんの身体でフィッティングして、どれだけ意味があるのでしょうか?
ランドセルの中に教科書と同じくらいの重さのおもりを入れて背負わせたりしたって、実際に背負うのは少なくとも半年から1年後です。
その期間だけでもお子さんは成長しますし、入学してからもスクスク育っていき、どんな体型になっていくかは予測できません。
なので、幼稚園生でのフィッティングにあまり意味は感じられません。
ランドセルの実物を確認する場合は、フィッティング以外の要素を中心にチェックしてください。
- 肩ベルトの調整などのしやすさ(成長の過程で必要となります)
- ランドセルの色合いや質感(カタログと実物で違う場合があります)
- 収納しやすさや使い勝手のよさ(入学後の持ち物を想定しての収納イメージ)
実物をみて「色や素材の質感」をチェックし、装備されている機能性が本当に必要かどうかを確認しましょう。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
子どもと一緒に選ぶ場合の落とし穴とは
ランドセルのデザインや色は、お子さまの意見を尊重することが大切です。
ただ、失敗しがちなケースとして
「子供の好みが目移りして、なかなか決められない」
ということがあります。
中には子供と一緒に決めて注文したあとに、
「やっぱり、こっちのランドセルがいい!」
と、言われてしまうケースもあります。
工房系ランドセルは受注生産していることが多く、発注後はキャンセルできないメーカーがほとんどです。
そうならないためにも、ランドセル選びには失敗しないコツがあります。
失敗しないコツはこちらのページで詳しく解説しています。
購入時期と予約の注意点
工房系ランドセルは、生産数が少ないことがあるので早めの予約が必要となります。
さらに毎年予約開始日が早まっている傾向にあり、ランドセル選びの準備時間が短くなるので注意が必要です。
例えば、人気の工房系ランドセルの販売開始までのスケジュールは下記になっています。
【2026年4月入学向けランドセルのスケジュール】
工房名 | カタログ請求 | 商品発表(店頭/WEB) /カタログ発送 | 販売開始 |
---|---|---|---|
黒川鞄工房 | 2024年9月20日~ | 2024年11月3日 | 2025年2月28日~ アイテムごとに順次受付 |
池田屋ランドセル | 2024年10月1日~ | 2025年1月上旬 | 2025年1月30日~ |
土屋鞄製造所 | 2024年10月1日~ | 2025年1月31日 | 2025年2月12日~ |
鞄工房山本 | 2024年8月~ | 2024年12月下旬~ | 2024年12月1日~ *直営店舗 2025年1月5日~ *Webサイト |
萬勇鞄ランドセル | 2024年秋頃~ | 2024年12月末~ | 2025年2月3日~ |
羽倉ランドセル | 2024年8月~ | 商品展示:2024年12月5日~ カタログ発送:2024年12月下旬~ | 2024年12月25日~ |
販売開始から短期間で即完売ということは少なくなりましたが、アイテムによっては短期間で完売することもあります。
気になる工房系ランドセルやアイテムがある場合は、カタログ請求(2026年4月入学向けランドセルカタログ請求はこちら)をすぐに行ってラン活をスタートしてください。
工房系ランドセルの失敗しない購入方法
以前までは
- カタログ請求
- 展示会参加 or ショールーム見学
- 販売開始後になる早で予約
というスケジュールが王道でした。
ただ、最近では「販売開始日がかなり早くなっている」ために、
- カタログ到着後にすぐ販売開始となる
- 展示会開催日が販売開始日以降
というケースも珍しくありません。
中には展示会開催日が遅い地域では、
【展示会が開催されるときには既に完売している】
という嘘のような状況もあるある話となっています。
このような流れを踏まえて、現在の工房系ランドセルの失敗しない購入方法は、
- どうしても欲しいアイテム(ブランド)がある人
- そこまで決まっていない人
で、購入までのプロセスが違ってきます。
カタログ請求はすぐにできるのでしたほうがいいです。
そのうえで気になるアイテムを実物チェックするのですが、実物チェックは「直営店/ショールーム」がオススメ。
全アイテム揃っていて、店員さんに詳しく話を聞けるからです。
ただ、直営店やショールームは最寄りの場所にない方が大半です。
そういう方のために展示会が実施されていますが、
- 開催時期が遅い
- 日程が合わない
- 最寄りの場所で開催されない
などのケースもあります。
その場合は、ランドセルメーカーのレンタルランドセルを利用することをおすすめします。
1回につき1アイテムしかレンタルできませんが、2泊3日くらいでランドセルを自宅にレンタルできるのでしっかりと実物確認できます。
レンタルランドセルに対応している工房系ランドセルも増えてきましたので、こちらにまとめておきますね。
メーカー名 | レンタル期間 | 料金(税込) 送料 | その他 |
---|---|---|---|
土屋鞄ランドセル | 3日間 | 3,000円 往復送料無料 | – |
池田屋ランドセル | 3日間 | 1,400円 往復送料無料 | – |
鞄工房山本 | 受取日:土曜日 返送日:日曜日 | 3,000円*1 往復送料無料 | 注文時に使える3,000円オフクーポンをプレゼント |
村瀬鞄行*2 | 受取日:水曜日~ 返送日:日曜日 | 3,000円 往復送料無料 | 2本まで同時レンタルOK、 ランドセル購入時に3,000円キャッシュバック |
萬勇鞄ランドセル | 発送:水曜日 返送:月曜日午前中必着 | 1,100円 返送時配送料はお客様負担 | 購入時に使える1,100分のクーポンプレゼント |
工房系ランドセルの価格は確かに高めですが、その価値を十分に感じられる要素が詰まっています。
実物をしっかりと確認して、親子で納得してから購入予約することをオススメします。
工房系ランドセル購入者の口コミ
工房系ランドセルの口コミをまとめてみた
工房系ランドセルでランドセルを購入した親御さんの口コミや評価をまとめました。
工房系でよくみる口コミ内容
ポジティブな口コミ
- 「素材がしっかりしていて高級感がある」
- 「職人の技が感じられる仕上がりに満足」
- 「修理対応が早く、保証が安心できる」
ネガティブな口コミ
- 「人気モデルは予約がすぐ埋まってしまう」
- 「本革製は重いと感じる場合がある」
- 「価格が高く、購入を悩んだ」
実際の購入者の声からわかること
多くの口コミでは、工房系ランドセルは「高価だが、それに見合った価値がある」との評価が一般的です。
アフターサービスや子どもの成長を見越したデザインが、保護者の安心感に繋がっていることが分かります。
口コミは購入者の個人的な意見なので、
- 自分の子供と照らし合わせてみて参考になるかどうか
- 客観的な事実はそのまま参考になる
などを踏まえて参考にしてみましょう。
工房系も含めてランドセルメーカーの販売日や早期割引などの情報はコチラのページでまとめています。>>ランドセル早期割引&特典まとめ