ランドセル 価格相場
ランドセルって高額品と思っている方も多いようですが、実際の価格相場ってどれくらいなのでしょうか?
イメージとしては5万円以上はする感じですけど、いくらくらいが相場なのでしょうか?
調べてみると、ランドセルの価格相場を知る良いデータが見つかりました。
「ランドセル工業会(一般社団法人 日本かばん協会)」がランドセル購入者1,500名を対象に、購入金額についてアンケートを実施していました。
そのデータを紹介しますね。
目次
ランドセルの価格相場
ランドセル工業会調べによる過去3年間の購入金額帯の構成比は下記になります。
【購入したランドセル価格帯の割合い】
価格帯 | 2020年度 | 2019年度 | 2018年度 |
---|---|---|---|
24,999円以下 | 6.3% | 6.3% | 5.7% |
25,000円~39,999円 | 12.8% | 16.3% | 18.2% |
40,000円~54,999円 | 29.0% | 27.7% | 31.6% |
55,000円~64,999円 | 22.8% | 23.2% | 21.7% |
65,000円以上 | 22.3% | 20.8% | 16.8% |
分からない | 6.8% | 5.6% | 6.2% |
全体の平均価格 | 53,600円 | 52,300円 | 51,300円 |
2020年4月入学の方が購入したランドセルの平均価格は【53,600円】でした。
価格帯としては、5万円台のランドセルを購入した方が多くなっています。
その傾向を踏まえて、ランドセルメーカーもこの価格帯のアイテム数を多く販売しています。
人気ランドセルメーカーの価格帯別アイテム数をまとめましたので、見てみましょう。
人気ランドセルブランドの価格別アイテム数(男女合計)
価格帯 | フィットちゃん | イオンかるすぽ | 天使のはね | ふわりぃ | 合計数 |
---|---|---|---|---|---|
3万円台 | 0 | 2 | 0 | 2 | 4 |
4万円台 | 6 | 4 | 2 | 2 | 14 |
5万円台 | 27 | 2 | 2 | 10 | 41 |
6万円台 | 9 | 6 | 19 | 12 | 46 |
7万円台 | 4 | 3 | 7 | 0 | 16 |
8万円台 | 2 | 0 | 6 | 0 | 8 |
9万円以上 | 2 | 0 | 3 | 0 | 5 |
価格帯だと5万円台と6万円台のアイテム数が、圧倒的に多くなっています。
それだけ売れる価格帯なので、各社多くのアイテムを投入しています。
フィットちゃんは5万円台、天使のはねは6万円台をメインに価格展開しています。
ふわりぃは5万円台&6万円台をバランス良く揃えて、「イオンかるすぽ」は6万円台をメインに3万円台から幅広い価格帯をカバーしています。
ただ、工房系ランドセルに限ると、販売価格帯はグッとあがります。
工房系ランドセルの価格別アイテム数(男女合計)
価格帯 | 土屋鞄 | 鞄工房山本 | カバンのフジタ | 黒川鞄工房 | 合計数 |
---|---|---|---|---|---|
4万円台 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 |
5万円台 | 0 | 7 | 5 | 0 | 12 |
6万円台 | 6 | 8 | 9 | 2 | 25 |
7万円台 | 8 | 3 | 4 | 2 | 17 |
8万円台 | 4 | 0 | 0 | 4 | 8 |
9万円台 | 0 | 4 | 2 | 0 | 6 |
10万円以上 | 12 | 4 | 0 | 11 | 27 |
工房系ランドセルでは、販売しているランドセルの構成比では10万円以上が多くなっています。
工房系ランドセルといえば、牛革やコードバンなど自然皮革素材のランドセルが人気です。
そのため高額品のアイテム数が多い構成となるのですが、最近では6万円台の牛革ランドセルが増えてきました。
そのため鞄工房山本やカバンのフジタなどは、6万円台のアイテムが多くなっています。
このようにランドセルの価格差は、
【素材】の違い
が最も大きな理由となります。
ランドセルの素材には、
- 人工皮革:クラリーノ、コードレ、ベルバイオ5など
- 天然皮革:牛革、コードバン、ヌメ革
があります。
ランドセルの素材についての詳細はコチラから>>ランドセルの素材について
ランドセルの素材で価格は違う
人工皮革のランドセルは、「軽い・水に強い・型崩れしない」という特徴があります。
お値段もお手頃なことから、5万円以下のランドセルはほとんどが人工皮革で作られています。
日々のお手入れもほぼ必要なく耐水性も高いので、人工皮革のランドセルを選ぶ方が多いです。
一方、自然素材のランドセルは、「高級感・丈夫・傷に強い」などのメリットがあります。
ただ生産できる量が少ないため、「牛革:6万円以上、コードバン:8万円以上」する高額品となります。
今までは水に弱いという弱点がありましたが、最近は撥水加工されて耐水性も一段と向上しています。
ただ良い品質を保つためには、継続してお手入れを行うことが推奨されています。
お手入れが面倒な方には、あまり向いていないかもしれません。
クラリーノ素材はカラーバリエーションが豊富
クラリーノ素材はカラーバリエーションが豊富で、特に女の子が喜ぶカラー&デザインが多数販売されています。
4万円~6万円の価格帯の商品ラインアップが一番多いのは、クラリーノ素材を使ってカラー&デザインが豊富に展開できるからです。
例えばフィットちゃんならこんな感じです。
フィットちゃんランドセル
(女の子向けランドセル)
【4万円台のランドセル】
【5万円台のランドセル】
(男の向けランドセル)
【5万円台のランドセル】
5万円台の種類が多いふわりぃランドセルでは、こんなデザインのランドセルがあります。
ふわりぃランドセル
(女の子向けランドセル)
【5万円台のランドセル】
(男の向けランドセル)
【5万円台のランドセル】
このようにランドセルの売れ筋価格相場は「5万円~6万円」で、各ランドセルブランド共に多くのラインアップを展開しています。
選ぶ楽しみもあって、品質的にも安心して購入できる価格帯のランドセルと言えます。
ランドセル価格相場「5万円~6万円」のアイテム数が多いランドセルメーカーは下記になります。
「5万円~6万円」のアイテム数が多いランドセルメーカー
フィットちゃんランドセル | 商品詳細はコチラ | 公式サイトはコチラ |
---|---|---|
ふわりぃランドセル | 商品詳細はコチラ | 公式サイトはコチラ |
イオンランドセル | 商品詳細はコチラ | 公式サイトはコチラ |
天使のはね | 商品詳細はコチラ | 公式サイトはコチラ |
鞄工房山本 | 商品詳細はコチラ | 公式サイトはコチラ |
カバンのフジタ | 商品詳細はコチラ | 公式サイトはコチラ |